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日本化学会誌の5月号特集「H2O 〜構造・物性研究の最先端〜」に取り上げられました
2021.05.09
  • 日本化学会の雑誌『化学と工業』の5月号特集「H2O 〜構造・物性研究の最先端〜」にて,物質表面における水分子の特異物性に迫る当グループのSFG分光研究の解説記事が取り上げられました!

    ▼化学と工業,74,354-356(2021).
    「表面に形成される強誘電氷―非線形分光で迫る物質表面水分子の配向構造と特異物性」
    https://www.chemistry.or.jp/journal/ci21p354.pdf
    概要:水分子(H2O)は極性分子であるため,物質表面に凝集した水分子集合体の物性や機能は分子の向き(Oの周りのHの配置)に大きく依存すると考えられるが,それを実際に計測し解明することは長年困難な研究課題であった。しかし,和周波発生振動分光法の目覚ましい発展により,そうした表面科学研究をとりまく状況は大きく変革されつつある。そこで本稿では,金属表面における水分子集合体(氷)を例にとり,和周波発生振動分光で明らかになってきた表面水分子系の新奇な物性について紹介する。

     

    [特集号の背景] H2O  ~構造・物性研究の最先端~
    水は生命活動において不可欠であり,最も身近な分子の1つです。水素結合により多様な構造を形成し,氷の状態トータル20を超える様々な結晶相やアモルファス相の存在が確認されています。最近では,液相の微視的構造やダイナミクスが明らかになり,さらに水の特異性の起源や氷の新たな物性や機能も解明されてきました。今回の特集号では,固体と液体の水について構造・物性の最新研究の解説が目白押しで、水の分子科学的な理解を深めたい方々に是非おススメの一冊です!https://www.chemistry.or.jp/journal/vol74-no5-2021.html

     

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    当研究室では,こうした基礎研究を発展させて,更に先進的な水の表面・界面研究に挑戦しています。ご興味のある方は是非お問い合わせください!

    *分子研への宿泊・滞在費などがカバーされるインターンシップ制度も充実していますので,この制度を活用し当研究室の活動を体験して頂くことも可能です.

    ▼インターンシップ案内のHP
    https://sites.google.com/view/sugimotogroup-internship