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革新的?な水分子構造模型を作製中・・・
2021.01.09
  • 「分子模型といえばモルタロウ!」というイメージがあります.でも,個々の分子(原子のサイズ)がとても小さい事が難点で,私は授業や講義等ではやや使いづらい思いをしてきました(ーー;)
    そんな長年のフラストレーションを解消する取り組みをはじめました!最近私達は,分子研の装置開発室の協力のもと,3Dプリンターを使って『ジャストサイズの水分子の模型』試作を行ってきました.
    本日,ついにベストなサイズ感・色合い・結合の太さを体現した水分子模型が完成しました(^^) 写真は,6分子を使ってクラスター(ヘキサマー)を構築しているところです.
    近々,100分子程度の規模で分子模型を作製し,結晶氷の構造再現に挑む予定です.氷Icと氷Ihどちらの氷がいいかな?
    (補足:氷Ihはヘキサゴナル(六方晶)氷,氷Icはキュービック(立方晶)氷を指します.氷には,実は15種類以上もの構造が異なる状態(相)があります.私達の馴染のある『普通』の氷の構造や異なる状態の氷について興味のある方は『氷の科学』という本を是非手に取ってみてください!)