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M1の大学院生の林君(中国からの留学生)が2020年秋からデザイン・構築を手掛けてきた『ガス雰囲気精密制御オペランド表面分光チャンバー』の様子を掲載しています.
ーーーーfrom 林くんーーーーー
2か月をかけて、自分への数百万円の新年プレゼントを用意できました。
教科書で学んだ真空知識を現場で活用して、独自で装置を設計、構築してきました。
途中で設計ミス、部品のサイズが合わないことなどに非常に怖がって優柔不断になったり、
実際に間違った注文もありました。
謝りながらなんとか業者の人も交換対応してくれた。(笑)
普通の研究室でなかなか経験できない装置の立ち上げをじっくり経験させていただきました。こういうオリジナルの装置を組み立てる経験があるから、今後ユニックな実験を行える装置を自由に改造でき、光触媒を用いた表面科学の革命を開拓したいと思っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーM1の大学院生の林君(中国からの留学生)が2020年秋からデザイン・構築を手掛けてきた『ガス雰囲気精密制御オペランド表面分光チャンバー』の様子を掲載しています.
この装置は,2013年から2018年にかけて,京大助教時代の大学院生(白井君・大関君→丸岡君)に引き継がれてきた『ガス雰囲気制御分光装置』がベースとなっています.林君によって,この旧装置が大規模に刷新され,新しい装置として生まれ変わりました.ベーキングをして本格始動!この装置では,触媒表面上の吸着分子数を高精密に制御しながら光触媒反応等の活性評価と表面分光計測を同時に行うことが可能になっています.この装置と共に歩む林君の今後の大きな成長・飛躍と世に生まれてくる革新的な成果を皆さまお楽しみに!
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