

志を育む、活力ある研究室。

従来の限界を超えた新しい実験手法やアプローチ法を開発することによって新たな発見や知見をもたらし、そこから独創的な価値や次代を担う革新的なアイデアを生み出すことを目指しています。創造的な研究活動の中で“志”と“実行力”が育まれる、活力と活気にあふれた研究室です。
特に、先端的なレーザー分光法や量子状態計測法を開発・駆使しながら”理学”と”工学”を『自由な発想』で横断・融合し、22世紀の人類の重要な基礎となる次世代科学研究の新潮流を創成することを目指しています!

SUGIMOTO GROUP


ミクロな計測とマクロな計測を駆使し、
核心をつく独自の物理学的洞察により、
表面界面科学をリードする!

物質の表面や界面は、物質内部における周期性や連続性が途切れた特殊な状態にあります。私たちは、物資の表面・界面に存在する『水分子』が本質的に関わる重要な緒現象に特に大きな関心を持ち、表面界面科学の視点から「物性物理学や物質科学、不均一触媒化学、環境エネルギー化学、接合・接着工学、光デバイス工学、真空工学、大気科学、天文科学、生命科学等」の重要な緒分野の新しい学理を構築・開拓することを目指しています。
テラヘルツ領域を含む赤外光や可視・紫外・X線領域にわたる様々な光を用いた先進的な分光法やオングストロームスケールの極微計測法を開発&駆使して、『物質の表面』や『異なる物質間の界面』において発現する原子や分子の特異な構造物性・化学的機能・量子ダイナミクスを解明する基礎研究に挑戦しています。
また、物理学・物理化学・数理に根差した考察にもとことん拘っています。見出した新奇な現象に対して『自ら理論や数理モデルも構築・提唱し』、自由な発想で理学と工学の分野を横断・融合し、次世代基礎科学研究の新潮流創成を志しています!
特に、表面界面系の分野の面白さ(挑戦性)を象徴するものとしては、「神が作りし固体(バルク・3次元周期系)、悪魔が作りし表面」というノーベル物理学者W.Pauli(パウリの排他原理の人)の言葉が古くから残っています。とりわけ、私たちが研究開拓を志している、触媒化学や環境エネルギー化学、接合・接着工学や生命科学などで重要となる『実材料・実物質の表面界面系』に関しては、構造の不規則性・不均一性・動的乱れ・環境敏感性などの厄介な複雑性・非理想性が本質的に顕在化しており、これまでの実験・理論的アプローチでは難攻不落な研究対象でした。私たちは、まさに『悪魔の化身』とでも称すべきこの高難度な未解決研究課題に対して『新たな発想や次世代計測技術、深い洞察力と熱いスピリット』を武器に真正面から立ち向かい、表面界面現象が深く関わる重要な諸分野の基礎科学を新たに切り拓くことに情熱と志を燃やしています。

分子科学研究所

(杉本グループの紹介は 5:18~6:13 です。)
分子科学研究所には、物理・化学・生命科学など多彩な研究分野からハイレベルな研究者が集められ、卓越した研究環境の中で先鋭的な研究が展開されています。
特に、夢を持った若手研究者が新しい装置を立ち上げながら本当に志したい
独創的な研究を展開する(立ち上げる)ことができる日本屈指の国立基礎科学研究所です。


私達と一緒に研究しませんか?
「物理学・物理化学の素養を身に着け、現在に無い新しいものの見方(コンセプト)を確立したい!」
「複雑な物質や現象の背後に隠れた数理・真理を見出す研究に挑みたい!」
そんなパッションを持つ学生・若手研究者の方々との時間を大切にしています。
研究室見学や,研究キャリアアップの相談等も随時受け付けています。
国立研究所ならではの卓越した環境で
先進的な研究にチャレンジしてみませんか?