お知らせ
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ISSS-10での発表予定(10/21,10/22) 2024.10.17
大学院生の金くん、吉澤くん、林くん、研究員の高橋さんが,The 10th International Symposium on Surface Science (ISSS–10)にて発表します。
・日時;10月20日(月)~10月24日(木)
・開催場所:北九州国際会議場是非,セッションを覗いていってください.
▼10/21(月)
3:00 PM – 3:20 PM @International Conference Room(2F)
【Surface Structures and Characterization 1】
2B05(oral)
*Ryu Yoshizawa, Atsunori Sakurai, Toshiki Sugimoto
“High sensitivity observation of solid buried interface molecules by coherent Raman vibrational spectroscopy”6:00 PM – 8:00 PM @Surface Structures and Characterization(1F)
【Poster Session 1】
2P03(poster)
*Shota Takahashi, Atsunori Sakurai, Tatsuto Mochizuki, Koichi Kumagai, Tomonori Hirano, Akihiro Morita, Toshiki Sugimoto
“Pioneering heterodyne-detected tip-enhanced sum-frequency generation spectroscopy for nanoscale detection of molecular orientation”▼10/22(火)
11:20 AM – 11:40 AM @International Conference Room(2F)
【Physics at Surfaces and Interfaces 3】
3B04(oral)
*ChengXiang Jin(金 成翔), Nobuaki Oyamada, Tsuneto Kanai, Atsunori Sakurai, Toshiki Sugimoto
“Background-Free Coherent Raman Spectroscopy of Electrified Monolayer Graphene/Water Interface”6:00 PM – 8:00 PM @Surface Chemistry and Dynamics(1F)
【Poster Session 2】
3P50(poster)
*Zhongqiu Lin, Hikaru Saito, Hiromasa Sato, Toshiki Sugimoto
“Role of Water Vapor Pressure in Enhancing Photocatalytic Hydrogen Generation” -
論文出版 (9/30):氷中の強相関フラストレート多体プロトン系に潜む新奇な界面誘起物性を解明! 2024.09.30
バルク氷の水素結合の制約を超えた新たな界面誘起プロトン物性の開拓と制御に向けた大きな一歩!
私たちは、空間反転対称性の破れたプロトン配置に敏感な二次非線形分光法(和周波発生振動分光法)と、分子・原子スケールでの精密な界面変調・修飾技術を組み合わせることで、結晶氷の水素結合ネットワークにおける強相関多体プロトン系の物性を変調・制御する方法論を確立しました。
今回の研究では、互いに強く相関し幾何学的フラストレーションを内在する『結晶氷中の多体プロトン系』をモデルとして上記の実証を行いました。具体的には、ヘテロエピタキシャル成長させたしたメゾスケール厚さの結晶氷薄膜において、高温プロトン秩序層の出現と消失(及びその相転移挙動)を、わずかオングストロームスケールの厚さの界面エンジニアリングにより劇的に変調・制御可能であることを見出しました。
Tuning the thermodynamic ordering of strongly correlated protons in ice by angstrom-scale interface modification
Norihiro Aiga, and Toshiki Sugimoto
Communications Materials誌より2024年9月30日に出版
https://doi.org/10.1038/s43246-024-00648-4#表面界面物性 #熱力学第三法則 #強相関陽子系 #プロトン物性 #界面水 #氷 #ヘテロエピタキシャル成長 #非線形分光
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第18回分子科学討論会2024での発表予定(9/20,9/21) 2024.09.17
大学院生の金くん、髙原くん、研究員の高橋さん、助教の櫻井さんが,第18回分子科学討論会2024にて発表します。
・日時;9月18日(水)~9月21日(土)
・開催場所:京都大学吉田キャンパス是非,セッションを覗いていってください.
▼9/20(金)
@P会場【界面】
13:30‒15:05
3P048(poster)
*金 成翔 、小山田 伸明,金井 恒人,櫻井 敦教,杉本 敏樹
「コヒーレントラマン分光法を用いた液中埋没電極のオペランド界面計測」
3P049(poster)
*髙原裕大, 常川響, 望月達人, 金井恒人, 櫻井敦教, 杉本敏樹
「金属基板表面上の小分子吸着系のin-situ非線形分光観測」@B会場 【界面】
16:09-16:27
3B14(oral)
*高橋 翔太、櫻井 敦教、望月 達人、熊谷 紘一、平野 智倫、森田 明弘、杉本 敏樹
「ナノスケール分子配向検出を可能にするヘテロダイン検出探針増強和周波発生分光の開拓」
16:27-16:45
3B15(oral)
熊谷紘一,平野智倫,高橋翔太,望月達人,櫻井敦教,杉本敏樹, 森田明弘
「Tip-Enhanced SFG 機構の理論解析」▼9/21(火)
@B会場 【界面】
16:27-16:45
4B15(oral)
*櫻井 敦教、高橋 翔太、望月 達人、熊谷 紘一、平野 智倫、森田 明弘、杉本 敏樹
「時間遅延法を用いた自己ヘテロダイン探針増強和周波発生分光による振動共鳴信号の高感度検出」 -
第134回触媒討論会での発表予定(9/18) 2024.09.17
研究員の斎藤さんが,第134回触媒討論会にて発表します。
・日時;9月18日(水)~9月20日(金)
・開催場所:名古屋大学 東山キャンパス是非,セッションを覗いていってください.
▼9/18(水)
16:45〜17:00 @C会場
【「光触媒」セッション】
1C26 A2講演(oral)
*斎藤晃、佐藤宏祐、林仲秋、東泰佑、杉本敏樹
「水蒸気雰囲気下での光触媒水分解を促進するメタンの特異的な役割」 -
第85回応用物理学会秋季学術講演会での発表予定(9/17) 2024.09.17
大学院生の林さんが,第85回応用物理学会秋季学術講演会にて発表します。
・日時;9月16日(月)~9月20日(金)
・開催場所:朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター、オンライン是非,セッションを覗いていってください.
▼9/17(月)
15:30〜15:45 @D61会場(Room D61)
【6.3 酸化物エレクトロニクス / Oxide electronics】
17p-D61-9(oral)
*林仲秋, 斎藤 晃, 佐藤 宏祐, 杉本 敏樹
「界面水素結合形成が光触媒水分解反応に及ぼす影響」 -
日本物理学会第79回年次大会での発表予定(9/16-9/19) 2024.09.16
研究員の佐藤さん、御領さん、助教の櫻井さん、特任講師の金井さんが,日本物理学会第79回年次大会にて発表します。
・日時;9月16日(月)~9月19日(木)
・開催場所:北海道大学 札幌キャンパス是非,セッションを覗いていってください.
▼9/16(月)
13:30〜16:30 @E319会場
【領域9|表面計測(分光・オペランド計測)】
16pE319-3(oral)
*佐藤宏祐, 湊丈俊, 杉本敏樹
「水蒸気雰囲気下における白金担持酸化チタン光触媒モデル表面上の仕事関数分布」【領域9|表面計測(プローブ顕微鏡・抵抗測定・LEED)】
16pE319-6(oral)
*櫻井敦教, 高橋翔太, 望月達人, 熊谷紘一, 平野智倫, 森田明弘, 杉本敏樹
「時間遅延法を用いた位相敏感探針増強和周波発生分光による分子振動の高感度検出」展示時間:13:30〜17:30 講演時間:15:30〜17:30 @PSB会場
【領域9|領域9ポスターセッション(表面・界面,結晶成長)】
16pPSB-79(poster)
小山田伸明, *御領紫苑, 金成翔, 櫻井敦教, 杉本敏樹
「真空低温条件下における小分子吸着系のラマン分光観測」▼9/17(火)
9:00〜11:50 @B111会場 【ビーム物理領域】
17aB111-6(oral, invited招待講演)
金井 恒人
「数サイクル中赤外レーザー駆動アト秒パルスを用いた基礎物理学研究 Novel methodology of studying fundamental physics by using attosecond pulse driven by few-cycle mid-IR lasers」▼9/19(木)
9:00〜11:30 @E312会場
【領域5|新光源・新手法】
19aE312-6(oral)
*金井恒人, 金成翔, 常川響, 櫻井敦教, 杉本敏樹
「繰り返し速度MHz領域の高効率・高安定な水中白色光発生」 -
論文出版 (8/27):オペランド赤外分光法により、ユビキタス資源であるメタンや水分子から水素エネルギーを発生させる『活性電子種』の正体を解明! 2024.09.05
オペランド赤外分光法により、ユビキタス資源であるメタンや水分子から水素エネルギーを発生させる『活性電子種』の正体を解明!
Direct Operando Identification of Reactive Electron Species Driving Photocatalytic Hydrogen Evolution on Metal-Loaded Oxides
Hiromasa Sato, and Toshiki Sugimoto
J. Am. Chem. Soc.誌より2024年8月27日に出版
https://doi.org/10.1021/jacs.3c14558#機能物性化学 #物理化学 #表面界面分子科学 #環境エネルギー化学 #光触媒 #SDGs
私たちの論文の日本語版のプレス発表です。 https://t.co/FJach0KztB
— 表面界面科学・先端分光研究室(杉本G)@分子科学研究所 (@SugimotoGroup) August 30, 2024
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第43回光がかかわる触媒化学シンポジウムでの発表予定(7/26,27) 2024.07.22
岡山大学で7/26・27日に開催される『第43回光がかかわる触媒化学シンポジウム』にて、大学院生の林さんが発表します。
▼第1日[2024年7月26日(金)]
17:35~18:15 @P会場《大会議室[ブラウザブルウェブポスター(オンライン)]》
(poster)
光触媒水分解反応におけるH2O/TiO2界面水素結合の効果 (分子研1・総研大2)
○林仲秋1,2・斉藤晃1・佐藤宏祐1・杉本敏樹1,2是非セッションを覗いていってください。
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論文出版 (7/5):水の界面水素結合ネットワークに潜む多体効果と水分解水素生成反応活性への影響を解明 2024.07.09
リアルタイム質量分析と赤外分光法を駆使し、水の界面水素結合ネットワークに潜む多体効果と水分解水素発生光触媒反応への影響を解明!
これまでの触媒開発研究は触媒材料に着目することが主流でしたが、本研究により、反応分子である界面水に着目する事の本質的重要性が明らかになりました。水分子の存在量や水素結合構造/状態を設計・制御する方向性、すなわち『界面水のエンジニアリング』、により既存の限界を突破して水素発生反応の更なる活性向上を図る新たな研究開発の取り組み&発展が今後期待されます!
Positive and Negative Impacts of Interfacial Hydrogen Bonds on Photocatalytic Hydrogen Evolution
Zhongqiu Lin, Hikaru Saito, Hiromasa Sato, and Toshiki Sugimoto*
J. Am. Chem. Soc.誌より2024年7月5日に出版
https://doi.org/10.1021/jacs.4c04271#光触媒 #界面水 #SDGs #表面界面分子科学 #機能物性化学 #物理化学 #環境エネルギー化学
【プレスリリース】
・分子科学研究所 プレスリリース(2024/07/19)
水蒸気雰囲気下の非熱的水分解水素発生反応において触媒活性が最大になる反応条件を解明!
界面における水分子数及び水素結合ネットワーク制御の重要性を提示・実証(杉本敏樹グループら)
・IMS Press Release(2024/07/19)
Positive and Negative Impacts of Interfacial Hydrogen Bonds on Photocatalytic Hydrogen Evolution
-Identifying the reaction conditions that maximize catalytic activity in photocatalytic hydrogen evolution under water vapor atmospheres-
・EurkAlert!(2024/07/18)
Positive and Negative Impacts of Interfacial Hydrogen Bonds on Photocatalytic Hydrogen EvolutionOur paper has just published from Journal of the American Chemical Society.https://t.co/MPLmTGxG1z
Positive and Negative Impacts of Interfacial Hydrogen Bonds on Photocatalytic Hydrogen Evolution #Interfacial #Water #Photocatalysis #Hydrogen #Evolution #TiO2 https://t.co/D5m6bfyGRb pic.twitter.com/BUyIn0JxMh— 表面界面科学・先端分光研究室(杉本G)@分子科学研究所 (@SugimotoGroup) July 8, 2024
【プレスリリース|Journal of the American Chemical Society】
水蒸気雰囲気下の非熱的水分解水素発生反応において触媒活性が最大になる反応条件を解明!
界面における水分子数及び水素結合ネットワーク制御の重要性を提示・実証(杉本敏樹グループら)詳細はこちら↓https://t.co/5ZvJfk8eZX pic.twitter.com/kqMurRfP4W
— 分子科学研究所 (@IMS1975) July 19, 2024
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Korea-Japan Symposium on Molecular Science 2024 (Busan, Korea)での発表予定(6/24) 2024.06.21
助教の櫻井さん, そして杉本准教授が,Korea-Japan Symposium on Molecular Science 2024 にて招待講演者として発表します。
Korea-Japan Symposium on Molecular Science 2024:
Cutting-Edge Molecular Sciences from Elementary to Complex Systems・日時:6月23日(日)~6月26日(水)
・開催場所:Hanhwa Resort Haeundae, Busan, Korea是非,セッションを覗いていってください.
▼6/24 (月)
11:50-12:15
(oral, invited talk)
Atsunori Sakurai
「Tip-enhanced sum frequency generation for molecular vibrational nanospectroscopy」
14:20-14:45
(oral, invited talk)
Toshiki Sugimoto
「Pioneering nonlinear optical spectroscopy to break through the detection limit of nanoscale interfaces」